日本の企業がWeb2.0のプラットフォームになれない理由

ITメディアに
楽天はなぜWeb2.0のプラットフォームになれないのか(上)
なんて記事が出てます。

Web2.0なんて『定義できてない言葉に対しての検証』って、ハナから不毛な作業をするライターのかたはさすがプロだなって気はするんですが、そんないじわるはおいといて、楽天に限らず日本の企業はWeb2.0のプラットフォームになりにくいだろうな、ってのは思うところがあります。

『Web2.0』は『囲い込み』ではない
日本の企業のCGMやバイラル(口コミ)の活用は、ユーザーやマーチャントの『囲い込み戦略』の一環で、同じようなことをしていても『Web2.0』とされているサービス群とは異質なものになってるよう感じます。

楽天は特に顕著で、元記事でも引用されてますが、三木谷氏から

「実は楽天グループは1500万件以上のユーザー発信型コンテンツを蓄積、日本最大規模」

なんて説明があったことが象徴的です。
この発言は裏を返すと、外から見たときに「楽天さんが囲い込んだお客同士が遊んでるようにしか見えない」って状況を示唆しています。
〜1500万件以上のユーザー発信型コンテンツを、直接使ってない人も知らないうちに使ってる〜
ような状況なら少しは『Web2.0』っぽいんですけどね。

日本のインターネット系企業って、この『囲い込み』で成功して生き残ってきたってとこが多くないですか?
ボトムアップに見えるWeb2.0という世界への順応には、実はトップダウン型のものすごく大きなパラダイムシフトが求められてるのかもしれません。

だからと言って『囲い込み』で成功してきた会社の経営陣が
ウチも今日から『囲い込み』は捨てる!『Web2.0』だ!『オープンソース』だ!『CGM』だ!『プラットフォームの開放』だ!
なんて言い出したら、社員はすごく不安になりそうですけど。

サッカーの上手な日本人

数少なかった「サッカーの上手な日本人」中田英寿が引退です

中田英寿が現役引退 公式HPで発表 (スポーツナビ)

寂しくなりますね
日本のサッカーで、ナカタがいたおかげでできたことってのはものすごく大きかったし、ナカタがいたおかげ見れた夢ってのが大きくなり過ぎた今は、引退にはちょうど良いタイミングなだとは理屈では思いますが、やはり寂しいです

ペルージャ移籍直後のデビュー戦での2ゴールがYouTubeにあったので貼っときます
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日本人はサッカーが下手

ブラジルでは「日本人はサッカーが下手」という偏見があるそうです
偏見じゃなくてホントのことだろ!
って思ってる人もいるかもしれませんが、いやいや、日本人にもサッカーが上手な人はいる、と思いたい・・・

ブラジルの日系三世ロドリゴ・タバタくんの取材ビデオ(もとは日本のTV番組のようです)
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サッカー日本代表への矛盾した思い

メリケンでもESPNとABCで全試合放送中のワールドカップですが、りょすけ?dでW杯観戦記を書きなぐってます。

1試合目をまさかの(内容的にはまさかじゃないんだけど)逆転負けで落としてしまいあとがない日本代表、クロアチアとの第二戦があと5時間ちょっとで始まりますが、日本のメディアや僕のようなニワカも含めた日本代表ファンは「勝つしかない!」ムード一色になってきてます。

ここにきて僕は、勝ってほしいけど、今の「根性論でとにかく突破しよう!」っていう状況の中で「そんなんでホントに勝っちゃっていいの?」っていう思いが強くなってきてました。
理由を細かく書きだすと今更ゴタゴタ言うことになるのでパスしますが、ここは負けたほうが日本のサッカーのためになる気はします。
けど、やっぱり勝ってほしい。そういう矛盾した心理状況です。

同じく1戦目を落としたアメリカ代表は昨日あった第二戦でものすごい頑張りを見せてくれて、イタリアに引き分け勝ち点1を得ることができました。
これは、引き分けれてよかったね、と思います。?dでは「アメリカ焦りすぎ」の一言しか書いてませんが、いま再放送を見ると、ここまで気迫のこもったゲームはなかなか見れないんじゃない?ってぐらいアメリカ代表は頑張ってますね。
そして思い起こせば今年の2月、SFで行われて見に行った日本×アメリカ、日本びいきで見てたからあまり気がつかなかったんですが、アメリカ代表は「必死なのがあたりまえ」なんですよ。
チェコに3−0で完敗した第一試合も、アメリカ代表はあたりまえのように「必死」に戦ってましたし、メディアからの批判も受け入れているようでした。

僕としては、アメリカにあって日本にないもの、日本にあってアメリカにないもの、両方なんとなくボンヤリ見えてきた気がするわけです。
(日本の文脈だとこの「アメリカ」を「世界」って言い換えてもいいのかもしれないけど、さすがに胡散臭くなるからパス)

こういう状況で、日本代表に「絶対勝て!侍なら負けたら切腹しろ!」なんてことは言えないですけど、すくなくとも今日のアメリカ代表に負けない気持ちで戦ってほしい。
そのうえで出た結果なら、誰もが受け入れるべきだし、僕も受け入れることができるだろうと思います。